今年もやってきてしまった、ノネコ検討会!
令和6年度……?え?最近令和になったばっかじゃなかった……?こわいですね。
2年くらい、ちゃんとまとめていないんですけど、今年もおそらく途中で力尽きるので、今までとは違った書き方をしていきたいと思います。
特に今年は、「(3)発生源対策との連携、ネコのロードキル状況について」が熱いな!と感じたので、こっちを先にまとめたいです。
いつも「(1)ノネコの捕獲作業およびモニタリング結果、混獲状況について」で力尽きちゃうので、自分的あつあつポイントを先に書きたい。
まあでも今回は先に私の感想を書かせてください。
目次と、私の感想みたいな。
そんなページになりそう。ならなかったら後でここ書き直します。
今年のノネコ検討会の流れ
まずどんな流れだったか書いておきます。
もし、この中で気になるところがあったのにまとめてねえじゃねえか!っていうところがあったら個人的に聞いてください。
まあ、このサイトには問い合わせページなどありませんが……頑張って私を見つけて聞いてくれ。
- 開会
- 環境省挨拶
- 出席者紹介・注意事項の説明
- 議事
- (1)ノネコの捕獲作業およびモニタリング結果、混獲状況について
- (2)在来種のモニタリング状況について
- (3)発生源対策との連携、ネコのロードキル状況について
- (4)次年度以降の事業方針について
- (5)その他
- 閉会
流れは大体いつも同じかな。
毎年、①~③の開会・挨拶・紹介あたりの時に、
まあ目次の資料を見てるんですけど色々な人が携わっていますね。
ただ、市町村のひとつが参加しておらず。
そこだけちょっと「なんで今年はおらんのや~!」とはなったけど。
来年は参加するだろうか?
してほしいですね。
関係者はWEB参加もできるっぽいし。
全体の感想
全体の感想を今年は先に言いますね!忘れそうだし!
- 発生源対策の重要性に改めて焦点が当たった感じする!
- ハブ対策でネコを外飼いする人には意識高く!って言ったって難しいんじゃないかなあ
- 連携が必要だと思うのに、そこまでされてないんかな?
- トラップシャイはやっぱ大変そうだな……けど、新しい罠開発中なんだ!楽しみだな
- 探索犬も導入するんだなあ
- でも居場所特定だけで捕獲はカゴ罠とかなんだ!
分けて語って良い?(しかし内容は薄い可能性があります)
発生源対策の重要性に改めて焦点が当たった感じする!
今までも別に蔑ろにされてたわけではないと思うけど、改めて発生源対策の重要性に焦点が当たったな!と感じた検討会でした。正直、私の感想はこれ言えば満足するまである。
次の記事とかですっ飛ばしてここのレポすると思うけど、今回の検討会で「ノラネコ対策における農地でのモニタリング結果」ってのがシェアされたんですよね。
文字通り、農地にいるノラネコのモニタリングなんだけど……結構いるらしく、更に農地と山って近いから、「そこ放置してたらいつまでもノネコいることになるよね?」ってなっちゃうんですよね。
今までは住民情報でTNRしてたっぽいけど、本格的にモニタリングとTNR始めたみたいで、でも「まだ始めたばかりの試み」的なこと言ってたけど、農地モニタリングを64集落で実施してたりとすごいですね!地道な作業で、だからこそかな。すごい重要ですよね。
委員の人かな。
誰だったかは忘れちゃったんだけど、「抜けが見つかったから、埋めていかないと」的なことを言ってて、そうだよなあと思ったのですよ。
いやまじで、抜けって放置してるとずっとノネコ事業やることになっちゃうもんね。
もっとやる保全あるのにノネコばかりにずーーーっとはしんどいだろうし、今回ちゃんと抜けて多分が明らかになって良かったなと感じました。
ハブ対策でネコを外飼いする人には意識高く!って言ったって難しいんじゃないかなあ
この農地のネコは、ハブやネズミ対策であえて農地で飼ってたりでエサやりをするという背景もあるみたいですね。
まあこれはだからネコが定着している可能性、という可能性の話ではありますが、奄美大島は毒ヘビのハブがいる島なので理由としてはおおいに納得できるところです。
ここなんですよね……。
ここのところで、「普及啓発を……」的な意見があったと思うけど、正直普及啓発でどうにかなるところじゃなくない?と思ってしまいました。
だってさ、めっちゃ悩んでいるところ、しかも怪我とか下手したら命に関わることを「意識高くしてこ☆」って紙渡されたって「うるせえわ!」ってならん?私はなるんだけど。
だからこの辺は、どのようにハブ対策したら良いかとかそういうなんか、「猫家で飼おう☆彡」だけじゃない別のアプローチもあるといいのになとか思ったりしたけど、もうあるのでしたらすみません。
ツイッターで前「猫警備隊」みたいなこと言ってる人がいて、正直ばかじゃねえのって思ってたんだけど、実際問題現実的な案が「頑張れよ~!」だけじゃ反発もしたくなるよな……って今は思うんですよ。
まあ、今もたぶん猫警備隊とか言われたらばかじゃねえのって言っちゃうとは思うんですけど。
これはネコをハブ対策に利用しようぜ、仕方ないしと言っているわけではなくて、人間が頑張るべきところではあるけど個人で一生懸命身を守ってね!ファイト!という応援とかだけじゃ無理じゃねってだけ。ネコにハブ任せるのは今でも「いや、ネコ可哀想すぎじゃん。それはいいの?」って感覚です。
現実的なアプローチってどういうのがあれば良いんだろうなあ……。
連携が必要だと思うのに、そこまでされてないんかな?
発生源対策の重要性に改めて焦点が当たった検討会ではありましたが、連携ってあんまりなされてないのかな?と思ってしまうところもありました。
「(3)発生源対策の進捗とネコのロードキル数」の資料には、飼い猫登録の進捗状況の表があるのですが、完全室内飼養率、奄美市は70%、龍郷町は51%、大和村は66%、宇検村は49%、瀬戸内町は95%だそう。
でも、動物病院にはまだまだ外飼いの猫もくるし、マイクロチップ装着していない猫もいるとのことなんですよね。
てことは、この資料ってちょっと十分ではない……というか、どこか抜けがある資料になっちゃうよな……。
という感想を抱いてしまったんですよ。
や、まあ猫飼ってます~!ってみんなが協力してくれたらいいけど、そうじゃないところもあるだろうし、数字が合わないってことはあると思うんです。
でも、それなら猶更動物病院と連絡を取り合うなどして聞いてみるとかしたらいいのにな?
って。
なんで連携しないんだろう??
トラップシャイはやっぱ大変そうだな……けど、新しい罠開発中なんだ!楽しみだな
トラップシャイはもう、しぶとそうでしたね!
トラップシャイ個体がメスだと、増えちゃうからな……。
捕獲圧を上げて対応しているけど捕まらないから、新しい形のカゴわなを開発中なんだそうですよ!
資料に写真がありましたが、縦長で面白い形でした。
今までのカゴ罠は金属のあみあみ(なんて言えばいいんだろうこれ)だけど、開発中のやつは木製なんですね。
開発中だから木製なのかな?それとも本番でも木製なのかな。
やんばるの情報から作ってるカゴ罠みたいで、期待してます!
頭をかがめずに置くに入れるから警戒心が薄れる効果期待◎ってことらしいし、こういうのってデータとしても重要だな……すごいな!と思いました。
探索犬も導入するんだなあ
探索犬も導入するみたい!
探索犬はマングース探索犬を再訓練して導入とのことですが、繁殖前のメスとか、出産場の絞り込みに利用されるようですよ。
実際ノネコの糞を発見するところまではもういけてるみたい。
すごいですね!
まず再訓練していける犬がすごい。
でも居場所特定だけで捕獲はカゴ罠とかなんだ!
探索犬導入って聞くと不安になる人もいると思うけど、探索犬が頑張るのは場所特定とかだけで、捕獲自体はカゴ罠とのことですよ!
ちょっとね、ここ勘違いされてもあれなんで別枠で書きました。
今回はここでおわりね!
はい!宣言通り!今回は私の感想だけで終わりました。
どうしよ。これ書いただけでもう何もまとめなかったら……!
いや、上で書いたと思うけど発生源対策の重要性に改めて焦点があたったところ。
ほんとここだけは、ここだけはちゃんとシェアしておきたいので書きますね。
後はわからないけど。
今年、2025年に奄美大島全域でノネコ捕獲展開がされるとのことだけど、発生源対策に抜けあり、連携甘いところがあるのかな~って部分もありって感じだったので、駆け足じゃないかな?大丈夫かな?っていう不安も少しだけあります。
でも、なんとかなるかな!ね!
なんとかなるというか、神頼みノリじゃなくてなんとかするんだろうな、と思っています。
やーでも今年も行ってよかったな。
実はもう今年はいいやろ!とか思ってたんですけど、やっぱり行ってよかったです。
ではまた~☆